犬レプトスピラ感染症 2種類のタイプがあります。イクテロモラジー型:発熱、嘔吐、黄疸、歯肉からの出血等がみられます。カニコーラ型:発熱、筋肉痛、脱水症状等が現れ、尿毒症になり2~3日以内に死亡することがあります。人間にも共通の感染症です。
猫カリシウイルス感染症 かかりはじめはクシャミ、鼻水、発熱等、猫ウイルス性鼻気管炎によく似ています。症状が進むと舌や口の周辺に潰瘍が出来ることもあり、また、ときには急性の肺炎を起こして死亡することもあります。
猫ウイルス性鼻気管炎 ヘルペスウイルスによる感染症で、ひどいクシャミ、セキ、鼻炎等の呼吸器症状の他、結膜炎を引き起こします。高熱で食欲は無くなり、鼻水と涙で顔中クシャクシャ、典型的なカゼの症状がみられます。
猫のクラミジア病 クラミドフィラ フェリスによる感染症。菌は眼や鼻から侵入するため、結膜炎、鼻水、クシャミ、セキがみられます。肺炎を引き起こすこともあります。人に感染して結膜炎が起きた例も報告されています。
猫白血病ウイルス感染症 持続感染すると80%が3年以内に死亡します。白血病やリンパ腫等の血液のガン、貧血、流産等を起こします。病気に対する抵抗力(免疫)が弱まるため、色々な病気を併発しやすくなります。感染してから発病までの期間が大変長く、その間は見かけ上健康にみえますが、ウイルスを排泄し、他の猫へうつします。